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2016年分アーカイブ

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2016年1月分




2016年 12月

今年もありがとうございました!
 2016年申年もあと数日で終わりますね。年度の切り替わりは4月なのに、年末もなんとなく“宿題の締切”が迫ってくるような、気忙しい毎日です。昔の人も言ってます、師(僧侶や教師)も走るくらいに忙しい月「師走」と。

  病院もIT化などが進み機能性はあがっていますが、病を持つ人々に対するのはやはり人です。臨床の、直接ケアを提供して日々頑張っている看護師の皆さん に、係長(主任クラス)たちから感謝の気持ちを伝える掲示物が張り出されました。重症度があがっても、緊急度があがっても、笑顔で頑張ってくださる皆さん に感謝・感謝です! そして今年一年も無事に過ごせたことを、またこのブログにお付き合いくださったことに感謝して、今年を〆たいと思います。

 そして来年もよろしくお願いいたします。

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看護部にサンタがやってきた!
 2016年12月某日、当院看護部にもサンタがやってきました!

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 その名も「明子サンタ(総看護部長)」! 財務大臣の中村アシスタント(事務長)と、トナカイ役3人(看護次長たち)を従えて?!各看護単位を回りました。

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お昼の休憩に入っていた看護師たちは、驚きの声をあげて歓迎☆ 
 日頃の忙しさを束の間、忘れる出来事・・・になったと思います(^^;

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看護部T


学会に行ってきました
 看護師はその専門性において、生涯、学習し続けなければなりません。以前も少しお話ししたかもしれませんが、学生の時に学んだことが、10年、20年と働いている中で変わってきていることもあります。

 今回、私が参加したのは、日本看護科学学会という組織の、年次学術集会です。こういうところで研究発表をするのはどんな人だろう、と思うかもしれませんが、大学の先生方だけでなく、私たちと同じ病院や訪問看護ステーションなどで働いている看護師・助産師もたくさんいます。そこで発表されるものを聴くと、自分たちがやっていることの根拠が明らかになったり、今以上にやりやすい方法のヒントを得られたり、はたまた研究自体を頑張っている姿に勇気づけられたりします。昔、受講していた講座の同期生などに会うということも、近況報告を兼ねた情報交換ができてリフレッシュできるものです。

 私が最も興味を引いたのは、学会のプログラムそのもののIT化です。指定されたアプリケーションをスマホやタブレットにダウンロードして持参しないと、それぞれの発表や集会の内容がわからなかったり、ツィート機能を活かして会場との意見交換を行ったりという運営が、徐々に広がってきていることです。もうメモをとるのもペンではなく、アプリケーション内のメモ欄です。新人として就職する時に「看護師にパソコンを操る技術は不要だろう」といわれた時代の人間にとっては、本当に革命のような変化です。この使い方を学ぶだけでも、学会参加の意義はあった?!と思いました。

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看護部T


カレンダー争奪戦!
 今年も残すところあとわずか。皆さんはもう年越しの準備を始めましたか。

 この時期になると病院の中に流れる連絡の一つに「カレンダー配布日」というのがあります。病院とご縁がある業者さんなどからいただく来年度のカレンダーを、1か所に集めて好きなものを選ぶ日です。日にちと曜日がわかればカレンダーであるわけで、適当に配ればよいように思われるかもしれませんが、いやいやそこは難しいものがあるのです!

 職場によって“ここに癒し系のアニマルカレンダーが飾りたい”とか、“入退院の予定を書き込みたいので、縦型の細長いのがよい”や、“前後月もみたいから3か月ごとのカレンダーを希望”など、それぞれ好みのカレンダーが違うのです。でも、同じ条件が重なっているカレンダー(例えば子猫の写真付きの縦長カレンダー)もあるわけで、そこが『争奪戦』に発展するのです。

 今年は19日と連絡が入りました。さて、今年の人気はどんなカレンダーでしょう?

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2016年 11月


秋も深まってきました
 「狩り」とついていながら食べ物ではない紅葉狩り・・・皆さんはもう行きましたか。

 わざわざ遠出をしなくても、秋を感じられる風景はとても身近なところにまでやってきました。当院にある巨木たちもいよいよ色づき始めました。今は日も短くなって帰る頃には真っ暗ということが多いので、身の回りの季節に気付いていませんでした。

 街ではすでにクリスマスのディスプレイがなされ、セールが始まり、年賀状やおせちの予約と、急かされることばかり。たまには、青い空と色づいた木々を眺めて深呼吸・・・そして一年を振り返る、そんな時間も必要ですね。

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看護部T


電カル導入準備、始まりました!
 少し出遅れた感じがありますが、当院でもようやく電子カルテを導入することになり、プロジェクトを中心に準備が始まっています。とはいっても、全国の病院のうち電子カルテが導入されているのはまだ4割程度(2013年データ)と聞き、案外遅れているもんだ~と感じました。これも都心と地方の差が出ているのかもしれません。マイナンバー制度を使って、医療・保険分野でもカルテの一元化という夢が語られていましたが、実現はまだ先の話かもしれませんね。

 話を当院に戻すと、その導入準備の中で大切なことのひとつに、現在使用している書類の整理があります。先日、看護部内で使用している書類をすべて回収する、という作業がありました。す・べ・て、です。皆さん、電子カルテが入るといわれると、あたかもすべての書類・伝票類が電子化されるイメージを持つようですが、正しくは「カルテに入っている部分が電子化される」という点です。但し、そこは人間の知能を超える部分もあるコンピューターですので、利便性や簡素化が図られる機能がついてくる部分もあるわけです。その区分けを導入前に決める、という点が難しい部分のようですね。今回はそのための書類整理です。

 しかし・・・なんと看護が関わるものだけで300種類を超える書類・伝票が集まりました!これを皆、使い分けているというだけで、すごい処理能力ですね~!まだまだ導入までの道程は長いのですが、少しでも簡便に、そして便利に使えるものにしたいと思っています!

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2016年 10月

工事現場の標語
 本日の工事現場での発見!医療界でも「指差喚呼」を行いますが、ことの発祥は産業界と言われており、当院の工事現場にもこのような横断幕が張られています。
 
建設業の方々にとってアクシデントとは、自分の死に直結する重大なこと。働く場は違いますが、お互いに気を引き締めていきたいと思います。

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脈拍、測れますか?
 皆さんは初めて自分の脈拍を図ったのがいつか、覚えていますか?私の記憶では、小学校4年生頃の理科の授業で、自分の手首に指をあてて測る、と教わった気がします。それが、親指ではダメで人さし指と中指の2本(または薬指が入って3本)で測るのが正しい測り方、と教わったのは高校の保健体育でした。もちろん看護基礎教育でも習いましたが、誰でもできることを復習したように感じたのを覚えています。

 しかし先日、同年代の、看護師ではない友人に「自分の脈拍ってどうやって測るの?」と質問されてビックリ!! 測れない人がいる!という事実に衝撃を受けました。そういわれて振り返ってみると、最近は臨床現場でもデジタル化が進み、体温もはさんでピッ、血圧も巻いてピッ、で測定終了。脈拍だって血圧や酸素飽和度の値と共に自動測定してくれます。学生時代、実習で1分間測定したことなんか忘れてしまったように、器機での測定に慣れてしまって触診をしていないことが多いのです。これは大変!!

 いえいえ、デジタル化、器械化が悪いと言っているわけではありません。でも、器械にも弱点があること、忘れていませんか? 脈圧が低い、速い(頻脈)遅い(徐脈)、リズムが乱れている・・・などの時には正しい値は測れません。また、器械では読み取れない血管の硬さ、脈圧、結代なども触診することでわかります。測定しているのは何も“数”だけではないのです。脈拍を測定するという行為を通して私たちは、そこにつながる血管や心臓を観察しているのです。測定方法が変わっても、観察の対象は変わらないはず。それを忘れてはいけません!!

 自分より利口で便利、と思っている器械に振り回されることなく、器械を上手に使いこなす看護師になってくださいね。

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「芸術の秋」に・・・

 しばらくぶりのアップになります。10月も中旬を過ぎましたが、秋を堪能するのはこれからでしょうか。秋は色々なものが実を結び、食べ物も気持ちも豊かになる季節ですね。今日は「芸術の秋」的なお話。

 元々「生=ライブ」感が個人的に大好きな私は、舞台やコンサートは大好きです。でも弱点もあり、行きたいときに必ずしもチケットが取れる訳ではなかったり、その場までの移動の時間が必要であったりします。
 そんな話を同僚としている際に、映画やTV番組ならPCかスマホで観られますよね、という話になりました。という訳で、オンライン視聴デビューしてみました!(ちょっと遅すぎ?!)

 まずは気になっていた海外のTV番組を、そして見損なっていた映画を・・・いい感じです。自分の好きな時間で観ることができます。この前は新幹線の中で続きを観ていました(^o^)
 注意しなければいけないのは、ついつい見続けてしまって睡眠時間を削ってしまったり、夕飯の支度が遅くなったりしてしまうことです・・・。セルフコントロールが必要ですね。

 皆さんもこの秋、何か“いつもと違うスタイル”にデビューしてみませんか?
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2016年 9月

今日も引っ越し
 院内のどこかで引っ越しが行われている・・・そんな日が続いています。
 今回は、看護部のエンジン部、看護管理室と図書室です。

 本ってかさばるんですよね~。きれいに戸棚に納まっているので、簡単と思いきや重さも大きさもまち まちなので、割と時間がかかります。引っ越し経験者ならわかると思いますが、懐かしの本がでてきたり、奥にしまわれて忘れられた遺物がでてきたり。断捨離 ができる絶好のタイミングでもありますけど。

 この日も“ときめき”を感じなかったものたち(大きなゴミ袋3個、箱で2箱、紙袋で3個)とさよならしました。
新居に移る前に、今度はお掃除ですね。

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白衣にはキャップがつきもの?!
 看護師(ナース)のイラストといえばナースキャップのイメージが強かったものですが、臨床現場でキャップが消え始めて20年以上たちます。当初は看護師自身からの反対も多く、つい最近まで「ユニフォーム」に入っていた病院もあるようです。このキャップがなくなることで、看護学校の戴帽式(たいぼうしき)もなくなったところが多いですね。

 しかしまだまだ「ナース」のイメージにはキャップが必要なようで、看護師のイラストを捜してみると、“キャップをかぶった看護師”が多いのには驚きです。キャップをかぶっているから看護師、なんでしょうね。確かに、院内には多職種が働いており白衣も色やデザインが多様化してきて、看護師という職業を象徴するデザインが作りにくいのかもしれません。

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キャップをかぶったナースたち


 キャビンアテンダントのイラストに、必ずと言っていいほどスカーフが巻かれていることも、同じ理由なのでしょうね。

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スカーフを巻いたCAたち

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看護師になった瞬間?!
 毎年3月の末に看護師国家試験の合格発表があります。その合格者が4月1日に就職するのですが、免許証の発行はやや遅れてしまいます。5万6千人もの新人看護師が誕生するのですから、無理もない話です。

 その免許証がようやく本人たちの手元に届きました!厚労省大臣名において正式に看護師であるという証書ですから、手にとって初めて「看護師になったんだ」と実感する瞬間でもあります。思わず顔がほころんでしまう気持ち・・・懐かしいなぁ。

 しかし、今の時代にB4サイズで、それも紙で、って一生お付き合いする免許証としてはちょっと不便ですよね。運転免許証とまでいかなくても、もう少し利便性があがるとよいなぁと思う今日この頃です。

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職人技!

 看護も“技”である、と言われることがありますが、素敵な技をお持ちの方がたくさんいらっしゃいますね。

  当院にも、ご自身の得意分野を生かしたボランティアさんがいらっしゃいますが、そのうちのお一人は「縫製」という形でご支援くださっています。今回は、患 者さんの“ちょっとした荷物入れ”となるポシェットを作ってくださいました。心電図モニターの受信機であったり、ドレナージバック(排液バック)であった りを入れられます。色使い、柄合わせもまた素敵ですね。お散歩の時に、外来受診のときに、もっと身近なところではトイレに行くときに、活用させていただき たいと思います!

 ボランティアさん、ありがとうございます。
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2016年 8月

ナーシングセミナー&見学会『夏!』開きました!
 第5回となる「せいれいナーシングセミナー&病院見学会」が先日、無事終了しました。当日は台風が3つも近づいている時でもあったので、とにかく皆さんが来る前、帰るときに雨が降らなければ、と願っていましたが、なんとか傘を使わずに済みました(私が帰るころには雨が降っていましたが・・・)。今回は30名を超える学生さんが参加してくださいました。

 病院の概要や説明の後、実際の患者症例を基にセミナーを開きました。これは、せっかく保土ヶ谷の山を登ってこられるので(?)、何か一つでも日常(実習など)に役に立つことをお伝えしたいと、昨年から始めたものです。今回は、脳神経外科疾患の患者さんを例に、脳神経外科医からの病態の説明、急性期ケアユニットの看護師から看護の実際、また嚥下訓練に関わっている言語聴覚士から嚥下評価や訓練の進め方、最後に、管理栄養士から治療食や栄養補助食の実際など、それぞれ講義・演習を行いました。1年生の学生さんには難しかったかもしれませんが、今、学習している科目をどのようにつなげて、患者さんを“看る”のか、ちょこっとでも感じてもらえたらと思います。

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 実習ではなかなか体験できない(と思う)、ゼリーの食事介助、形態の違うお食事の試食など、実体験も盛り込んでいます。ちょっと狭いところで申し訳ありませんでしたが、皆さんの人気は栄養補助食品(プリンや栄養ゼリー)だったようです(^^;)

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 セミナーの後は、先輩看護師による院内見学と懇親会です。懇親会では、セミナーの緊張も解けて、皆さん和気あいあいとお話されていたようです。

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 次回は2017年1月を予定しております。初参加・既参加に拘らず、どなたでも参加できますので(先着順です)、興味のある方はぜひお申込みください!

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管理研修にいらっしゃいました!
 今 回はサードレベル(管理者研修)を受講している研修生の方が、一日研修にいらっしゃいました。看護基礎教育の実習や大学院生の研究調査と同じように、現場 の管理を学ぶ、というものです。サードレベルは、一般的に看護部長や部長を目指す方々が受ける管理者コースです。今回の“研修生”もとある病院の副看護部長さんでした。

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 内田総看護部長について、職務内容や病院の概要、実際の会議の見学など、ギュッと詰まった一日だったのではないでしょうか。それでも終了時間には管理室みんなで揃って記念写真を撮りました。

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 病院は違っても、患者さんや地域に貢献する思いは同じですね。お互いの“刺激”を現場のパワーに替えて、それぞれの持ち場で頑張っていきたいですね!お疲れ様でした。

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○にしみ入る蝉の声♪

 今年はセミの声がひときわ高く聞こえますね。暑さのせいかと思っていましたが、セミが成虫として地上に出てくるまで3~17年(種類によって違うようです)かかる、ということを聞くと、数年前が多かった、と考えるのが妥当でしょうか。

 セ ミで思い出す句といえば「閑(しずけさ)や岩にしみ入る蝉の声」。江戸時代の俳諧師 松尾芭蕉が山形・立石寺(通称「山寺」)を訪れた時に詠んだ句で、 『奥の細道』に収録されている有名な句です。横浜では「閑(しずけさ)」とまではいきませんが、敷地内のコンクリートの上にも蝉しぐれが降り注いでいます よ。

 近年では、セミは約1か月の地上生活を送るということがわかってきたようで、地下生活から数えると、昆虫類の中ではダントツの長寿虫なのだとか。土の中の生活を潜り抜け、無事に脱皮をして大人になったセミたちよ、思いのたけ鳴いて、夏を生きぬこう!
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駐車場のネットにしがみつく蝉・・・アブラゼミかな

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2016年  7月

非常に備えて

 最近の日本は「地震大国」という異名を裏付けるような地震や火山噴火が続いていますね。東日本大震災の時にも、直接的な地震の被害は少なかったものの、それに続く流通の遮断や被災地への支援優先のために、医療環境に影響が及びました。たとえば薬品の供給が間に合わず代替品に切り替えられたり、パンの搬入が難しくなって朝食のメニューから消えたりしました。

 一般的に、病院には入院患者さんが数日間療養生活を送ることができる程度の備蓄を持っています。この「数日間」というのは“外部からの支援が来るまで”という認識で決まるのだそうです。ですから、都心部にある当院では2日間を目安として準備しています。

 今日は、その入院患者さんの備蓄用「おかゆ」の入れ替えを行いました。当院が購入している「おかゆ」は缶入りで、約3年保存できます。消費期限が近づいたものについては病院食として提供し、また新たに購入する、というサイクルです。備えあれば憂いなし、ですよね。

 皆様の家庭ではどのような準備をされていますか?

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縁の下の力持ち:リネン係
 例年であれば、夏休みの開始とほぼ同時に梅雨明け宣言が出されるのですが、今年はまだ梅雨明けしていませんね。それでも、管理室の窓からは蝉の声が聴かれ始めました。

 今日は院内で働くメディカルスタッフを紹介したいと思います。病院には多職種の方が働いていますが、他の業者さんに委託するという形で依頼している仕事もあります。たとえばリネン係。シーツや枕カバー、布団カバー、マットレスパッドなど、病院であれば必ず、そして大量に使用するものです。これらの保管、職場への補充、クリーニングを請け負ってくれています。また、バスタオルやクッションなどのクリーニングも請け負ってくださっているため、1日にいくつも回収されるランドリーバックは、サンドバックのようにパンパンに膨らんでいます。これ、結構重たいんですよ。

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 下の写真は“入院時セット”と呼ばれる、掛布団、シーツ、枕を1組として、すぐに使える状況でセットしているところ。管理棟の地下の狭いスペースで黙々と作業をしてくださっています。おかげで、ベッドを作成するときにはこのセットを1組持っていけば済むんです!助かりますね!

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 こういう”縁の下の力”に支えられていることを忘れてはいけません。いつも有難うございます!

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工事現場から学ぶ! その2
 医療業界で使われるカタカナ語は非常に多いのですが、同じカタカナ語でも、業界が違うと、意味が変わるものです。
 現在病院に入っている工事器機に、このような表記を見つけました。

「そこは、オペから見えません」

 ???

 私たちにとっては意味が通じません。病院で「オペ」と言われれば、手術のこと。この文章であれば「そこは手術からは見えません」という、何とも意味不明な文章なのです。

 これは「オペレーション・ルーム」の略で、「作業室・操作室」を指すようです。「作業室からは見えないので、重機のうしろに入ってはいけません」という、安全確保の投げかけです。

 英語やドイツ語に始まるカタカナ語はたくさんありますが、お互いに同じ意味で使っていることを確認することも必要ですね!

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8/20(土)聖隷ナーシングセミナー開催☆ 残り8席です。申込みはお早めに!?  [申込み・問い合わせフォーム]


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工事現場から学ぶ! その1
 まだ梅雨明け宣言も聞かないうちに、真夏日を何日も体験し、体はすでに夏休みモード・・・なんて方もいらっしゃるかもしれません。首都圏の水がめもなんとかこの夏を乗り切ってほしいものです。

 しばらくブログの更新ができないうちに、七夕も終わってしまいました。なので、今日は、病院の敷地内に続々と登場する工事機器の紹介(?)です。

  今、当院の正面敷地では、立体駐車場の基礎工事が始まっています。工事に関わる重機はいろいろあるのでしょうが、先日、とっても繊細な器械作業を見せてい ただきました!大きな“つかみ機”をまるで自分の指のように使って、細い鉄棒を掴んで集める作業です。人間の大きさをみると、いかに大きなものを動かして いるか、わかりますか? これがプロの仕事なんですよね~。なかなかお目にかかれない“異業種”のお仕事、折に触れて学ばせて頂きたいと思います!

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 つまんで・・・


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集める!

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2016年  6月

へんし~ん(変身)!
 古い言い回しですが、外来棟建て替え工事に伴って、院内のあちらこちらで色々な変貌を遂げてます。今日はそのうちの一つ、耳鼻科処置室です。

 入院された患者さまは、もちろん入院する元となった病気に関しては、病棟で診察されますが、耳鼻科においては、その診察にも特殊な診察台や器具が必要になります。そのため、耳鼻科の患者様が入る病棟には耳鼻科処置室が設置されています。6月1日の病棟再編成で、その耳鼻科も移動しました。つまり、診察室も移動したのです。

 今まで病棟だったお部屋を改造し、器具などを運び入れて、処置室にへんし~ん(変身)!今回は窓もあるので、少し明るめの処置室となりました。

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改造前は病室でした

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改造後の処置室です

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急性期ケアユニット、始動!
 6月1日に行った病棟再編で、新たに加わったユニットが「急性期ケアユニット」です。ICUほどの条件は揃っていないのですが、集中治療室と呼ぶにふさわしい環境でケアを提供するエリアとなります。

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 入室される患者様は、急性期の脳卒中や頭部外傷、救急搬送などで急性期治療・集中治療管理が必要とされる方となっています。これはまだオープン前に撮影したものですが、患者様がいない病室は、どこかドラマの撮影空間のようですね。

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 このエリアが有効に活用され、一人でも多くの皆様の援助ができるよう、職員一同身を引き締めて臨んでいくつもりです。

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新入職員研修・・・その裏で
 梅雨のシーズンとはいえ、雨が少なくて、水不足も心配されていますね。じっとりした雨は歓迎いたしませんが、やはり暑い夏を迎える準備としては、それなりに降っておいてほしいと思う今日この頃です。

 さて、そんな中で今年も新入職員研修が行われました。今年から、山の中のオリエンテーリングから街中のフォトスカベンジャーハントに切り替えました。聴きなれない言葉ですが、スカベンジャハントは「がらくた集め」の意味を持ち、お題とおなじポイントを巡って写真を集めてくる、という課題になります(詳しくは、病院のスタッフブログをご参照ください)。

 朝、会議室に集合して課題とルール説明を受けた後、それぞれのチームが作戦を立てて出発 していきました。全員が出発してしまうと、研修を企画しているスタッフは次の準備にとりかかります。今年は初めて加わったスタッフがいましたので、翌日に 行うディスカッション方法を皆で行いました。指導する側が知らない、なんて言っていられませんからね!

 真夏のようなお天気の中、きっと今頃“美味しいもの”を食べているんだろうなぁと想像しながら、待機するスタッフの時間は流れていったのでした。

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病棟に“嵐”到来
 外来棟の新建築がはじまり、それに付随した工事や移動が行われていることは何度かお伝えしましたが、院内の病棟も再編成され、ちょっとした“嵐”が起きております。

 限られた病棟(ベッド数)を、20を超える診療科で分かちあうわけですから、医師の数や検査・処置の種類が変わることで変わってきます。今回は、同じ臓器の外科と内科が統合されたり(呼吸器や消化器)、リウマチ・膠原病内科が新たに入ったり、という変化に合わせた再編成でした。

 ですが、入院患者さまの安全や治療・看護の質を守っていくことは必須です。そのため知識・技術を引き継いでいくため、スタッフも“民族大移動”の様相で異動。1~2名の異動であれば、「いらっしゃい」「よろしく」の関係で進みますが、課長も移動、スタッフも半分が新しい人、となると、誰が基準となることを知っているのか、がわからなくなってきます。同じ物品、同じ時間で勤務していても、病棟ごとの違いは結構たくさんあるものですね。私のように病棟勤務をしていない者にとっては、まず「○○病棟の☆☆さん」の記憶をリセットしなければならなくなりました・・・!(--;
このような“嵐”が落ち着いた後、患者さまの本格的な移動を始めます。

 約1か月かけた再編成、事故のないよう進めていきたいと思います。

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2016年 5月

“昭和少女”もはじけたバスツアー!②
 前回に続き、バスツアーの裏方話を。タイトルにある「昭和少女」のお話はこちらで。

 浜松を朝出発したバスが到着するのは11時。この時間までが私たち「昭和少女」に与えられたタイムリミットでした。
昭和少女とは、昭和生まれ昭和育ち、良くも悪くもレトロ趣味で、歌謡曲から親父ギャグまで懐かしいものをこよなく(?)愛する、われら看護管理者たちです(一部反対意見もあるかもしれませんが)。

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 このツアーにおけるミッションは、歓迎の垂れ幕とウェルカムボード作り、そして会場設営です。朝はいつも通りに出勤し、はさみとノリとテープを持って、わいわいがやがや工作時間。誰かのコンサート準備かと思うほどにテンションも上がり調子。キラキラを団扇に飾ってボードに張って、そのうち昔のアイドルをまねて首に巻き始める人も(^^;

 『バスが狩場(IC)を降りました!』の電話連絡にあわてて片付けて外へ向かいました。ようやくバスが到着する頃には昭和少女たちのテンションはクライマックスでした~(^^;

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 学生も?!楽しんでいただけたかと思いますが、裏方でも盛り上がっていたんですよ!(バレテますかね)

 ※『聖隷よこはま~スタッフブログ~』にもバスツアーについて記事を掲載しています。併せてご覧ください!

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“昭和少女”もはじけたバスツアー!①

 例年この時期に、本部浜松にある聖隷クリストファー大学生を対象としたバスツアーを開きます。同じ系列でありながら、なかなか県外の施設を知る機会がないために始めた病院の事業で、今年で5回目となりました。ツアーの内容は病院のスタッフブログをご参照ください!今日はその裏方話の第一弾。

 朝、浜松を出発した観光バスは、44名を乗せた大型バス。出入口ゲートを観光バスが通れるのか、ゲートの高さやらロータリーのスペースやら、気になることもたくさん。事前に「計算上」の確認はとれていたものの、やはりバスが到着した際には事務長自ら誘導の先頭に立っていました。。。
 
 このツアーは、一番関心があるだろう診療中の病院に近い状況を見ていただこうと、土曜日に設定しています。でもそれは同時に、患者さんや面会の方々が来られている時間帯であるわけで、駐車場も貸切というわけにはいきません。診療に影響がないよう、スペースを確保していただきました。

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 病院あげてのイベントですが、看護部のためにいろいろな部門の方が動いてくださいました!学生さんだけでなく、看護部一同感謝です!! (次回は看護部スタッフの準備の様子を~)

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私ら、“おすんばぁ”なもんで!


 静岡県・浜松市に本部を置く聖隷福祉事業団は、日本全国の施設にも異動して働く“浜松っこ”がたくさんおります。当人たちは意識されていないようですが、随所に遠州弁といわれる方言(表現)を耳にします。かくいう私は、横浜生まれ横浜育ちの人間なので、働き始めたときは「それ、どういう意味?」と聞き返していることも多かったなぁと思います。

 先日、そんな遠州弁を印字?した浜松の面白いお土産をいただきました。いくつかはすでに胃袋の中に納まってしまったのですが・・・。皆様はどのくらいわかりますか?

そうだら?:そうでしょう?
いっとん:言ってるの
おすんばぁ:内弁慶
いっしょくた:ひとくくり・ひとまとめ
ぶしょったい:だらしない・不潔
(他にも「やらまいか:やってみようよ」など)

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看護部T


起工式を行いました

 当院では今、新外来棟を建築するべく、敷地内のあちらこちらに“工事”状態が見受けられます。

 この度、ようやく外来棟を建てる場所が更地になり、起工式が行われました。当院の創設は教会であったこともあり、ここは「記念礼拝」という形で牧師さんに司式していただきました。

 前日の、電車も止まるような強風はどこへやら、穏やかな晴天(クリアスカイ;視程50kmの時の状態;が見られたそうです!)に恵まれた式でした。

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看護部T


連休が明けて・・・

 しばらくブログの更新が途絶えてしまっていましたが、皆様はどのような連休を過ごされましたか。休みが明けて授業、あるいは実習開始、という方が多いと思いますので、心身共にリフレッシュできていればと思います。

 当院の新人看護師さんもいよいよ患者さんの受け持ちを開始したところです。実は今年から、少しスケジュールを変えて、就職後の一か月間は技術を中心とした業務に就いていました。清潔ケアや点滴挿入など、毎日のように使う技術をまず身に着けて、また自分が環境に慣れる時間をとって、受け持ちをする頃には、“ひとりで動ける”ことを増やそう!というものです。

 看護師としてどんな看護がしたいのか、とよく就職面接で質問されると思いますが、多くの方は「寄り添いの看護」や「笑顔で退院していけるように」といった心のケアをイメージされているようです。ですが、実際に臨床に出てみると、できる技術が増えるほうが“看護師らしい”と感じるのだそうです。不思議ですね(^^;

 ひと月分ですが、頼もしく成長した看護師に逢えたら、(心の中で)エールを送ってくださいね。

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2016年 4月

微力ではありますが・・・
 九州・熊本では予想 をはるかに超える強さの地震に襲われ、今なお大きな余震が続いております。聖隷福祉事業団の施設・病院などでの被災はありませんが、熊本に実家のある方や 震災地域で学業を終えた仲間が数多くおり、私たちにも今できることをしたいと微力ながら動きだしました。

 この「義援金」は被災された 方々に直接渡されるお金ですが、ある程度集まったところで、被災の程度に応じて割り振られるため、少し時間がかかります。今すぐに必要なものは物資なので しょうが、輸送などもままならない状況では、一番行動しやすいかと思います。ちなみに、支援金、寄付金とは意味合いも用途も違いますので、気になる方はお 調べくださいね。

 東日本大震災ではここ横浜でも幾日も余震に見舞われ、計画停電とも相まって、不安と落ち着かない日々が続きました。個 人的には、阪神淡路大震災の2週間後に被災地支援に入った経験からも、1週間を超える非難生活は精神的な疲れも相当大きいものです。とにかく早く“地震” という状況が収まりますように。行方不明の方々の安否が早くわかりますように。そして一刻も早く被災されている方々の“平常”に向けた動きがスタートでき ますように。祈らずにはいられません。

看護部T


“6か月点検”の時期です!

 日頃は病院に来られる方の健康をサポートする病院ですが、セルフチェックも大事なもの。“医者の不養生”と言われないように、私たちも定期的に健康診断を受けています。一般の企業や主婦の方は通常「年に1回」と言われます。私たち夜間勤務をする病院職員は、年に2回受診しなければなりません。今年も全職員が健診を受けています。

 この健診の日程は約2か月前に案内されるのですが、直前になってあちらこちらで最後の“あがき”を実践する姿を見かけます(^^;。 
 それでも健診がなければ、日頃の不摂生を振り返ることもなく、また自分のからだの“現実”に向き合うこともないので、必要なイベントと言えるのではないでしょうか。

 ひと月後に返送される健診結果にはドキドキさせられますが、まずは健診終了の乾杯をしたいと思います・・・(反省の色なし?!)

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私たちの新しい仲間を紹介します!


 今年はあまりお天気に恵まれない月初めでしたが、桜の華やかさに負けないくらい元気なニューフェイスたちを迎えました。
新人看護師12名を含む看護師・救急救命士22名です。

 社会人として、当院の職員として、はたまた専門職業人として、たくさんのことを学びながら“一人前”を目指します。ちょっと白衣がぎこちない“新人さん”を見かけましたら、どうか皆様、あたたかいご支援と、時には雷(!)もよろしくお願いいたします!

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新しい宿舎、完成!

 春は引っ越しシーズンです。特に新社会人となる方は、就職という機会に親元を離れることも多いでしょう。当院でも、そういった新入職員さん向けの宿舎をいくつか借りています。

 この度、新しい宿舎を借りることになり、完成後の内覧会に参加してきました。新築の家の匂いって、なんか新鮮ですよね(*^o^*) 

  宿舎といっても寮母さんや管理人さんが常駐しているわけではないので、セキュリティがセットされていたり、1階にはシャッター式の雨戸が入っていたりと、 随所に工夫がみられます。また一時期流行っていた(?!)バス・トイレ・洗面所セット、というのはほぼなくなり、トイレも洗面所もお風呂も独立です (ちょっと羨ましい・・・)。

 この部屋に入る方はどんな生活を始めるのでしょうか。幸あれ!と祈りたいと思います。

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2016年 3月

院内、サクラ開花宣言!

 23日横浜でもさくらの開花宣言が発表されました。例年より5日早いそうです。この時期になると、あちこちに“ピンク色の山”が見え、こんなところにも桜が・・・!と思うことが多いですね。


 院内にも、幾種類かの桜の古木があり、春の楽しみのひとつになっています。そのうちの1本が、枝先に数個の花を咲かせているのを見つけました!当院の“サクラの開花宣言”です。これから桜の大御所、ソメイヨシノもピンク色に染まっていくことでしょう。


 卒業式にも入学式にも、彩りを添えてくれる桜・・・25日にも満開の“サクラ、サク”が届くことを祈って!
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雨がぱらつく中での撮影なので、
わかりづらいのですが。

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松を背景にすると、
少しわかりやすいでしょうか??

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看護管理室のホワイトデー

 バレンタインデーも、今は本来の意味もだいぶ薄れて、“自分へのご褒美チョコ”や親しい友人への“友チョコ”などが主流ですね。看護管理室では、日ごろの感謝をこめて男性諸君の多い職場へ“サンキュー・チョコ”を送りました(^▽^)

 そして先日のホワイトデー。看護管理室の諸姉はすっかり忘れていたのですが、朝から続々と男性陣が“お返し”を届けてくださり、このような光景が出来上がりました。日頃は、忙しい業務の中でなかなか言えない感謝の気持ちを、形にすることもまた大切なことですね。

 いただいたお菓子は、看護管理室に訪れるスタッフともども疲労回復のエネルギーとさせていただきます!
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出張指導も致します?!
 年度の途中で就職する看護師さんも、今では珍しくなくなりました。皆さん、それぞれの職場での経験があるので新人看護師さんとは違いますが、それでも当院にきて初めて使う器具・資材はあるわけで、そんな道具との“お手合わせ”の時間は必要です。そのためには繰り返し練習あるのみ!時には、言葉通り看護師以外の腕も借りて、練習を重ねます。

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時にはそんな“お手合わせ”の練習に、職場へ出張して技術指導を行っています。今日の2回目は総務課のHさんの腕を借りました(感謝です!)。技術は問題なし、後は(道具に)“慣れる”だけですね。。。

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第2回ナーシングセミナーが開かれました

 横浜で春一番が観測された日、当院の今年度第2回病院見学会&ナーシングセミナーが開かれました。こちらのブログでもご案内させていただいておりましたが、参加された学生さんは、横浜市内のみならず、静岡や山梨などの県外からもお越しくださいました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 病院の概要説明の後、昼食をはさんで行ったナーシングセミナーでは、今回は内分泌疾患の代表格、糖尿病を患った患者さんの症例を取り上げました。内分泌内科医の上野医師が、わかりやすい図にして解説、その後、病棟看護師、外来看護師、薬剤師、管理栄養士、訪問看護師といったそれぞれの立場から症例への関わりの実際を説明していきました。途中、血糖測定やインスリンの試し打ちなども行ったのですが、その中で普段何気なく飲んでいる飲み物の糖分も測定。そのあまりの高さやお茶にも糖分があることなどに、驚きと衝撃の反応が・・・!ダイエットのスタートは、購入する品の成分表を気にするところから、なんて言われますが、皆様の生活に変化があるかもしれません(^^;

 病院見学会は病棟の先輩看護師がご案内。その先輩看護師たちと一緒に茶話会を開きました。翌日がバレンタインデーであったこともあり、総務課メンズ・チームのセレクトによる「チョコレート・ボックス」をつまみながら、就職試験のこと、勤務のことなど色々な話題で盛り上がっていましたよ。

 企業主催の就職説明会もお手軽ですが、やはり実際に見学したり働く看護師の話が聞けたりする病院ごとの見学会も貴重な機会です。当院でもこのような機会を継続していく予定ですので、今回逃された方はぜひ次の機会にお会いしましょう!

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2016年 2月

次年度の準備、始まる!

 本日は、毎年恒例の、看護部次年度運営方針発表会でした。病院の運営方針を受けて、皆で考えた看護部の運営方針を基に、各部署の今年度の評価、次年度の方針や目標について案を発表するもの。それぞれの部署の発表を聞きながら、意見交換を経て、また加筆・修正をして職場で発表します。もうそんな時期を迎えました。

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 スタッフとして働いていた時はあまり意識しなかった目標も、皆で考えるスタイルであると「自分たちが立てた目標」という意識が強くなりますね。そんな各部署の“力作”には、やはり自然と興味・関心が高くなるものです。時間をオーバーしながら活発な意見交換がなされました。来年度に向けた準備が着々と進んでいます!

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“ラベンダー”設置!

 ただでさえ体調を崩しやすい時に、追い打ちをかけるような毎日の寒暖の差・・・いくら恒温動物の人間でも衣服の調節に毎朝悩んでしまいますね。そんな大荒れのバレンタインデーに、当院では新しい介助浴槽が取り付けられました。

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 約13年使用されていたドーム型介助浴槽“メイプル”は、蛇腹のように折りたためるタイプでしたが、経年劣化が激しく今回買い替えとなりました。新しい介助浴槽はその愛称も「ラベンダー」。スポーツカーに時折ついている「ガルウィング・ドア」のように、両サイドが開閉します。

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ドームになると、中でシャワーが吹き出し、身体を洗う、温める、といった器械です。今までのタイプより、気密性が高くなりますので、保温性が高くなる(患者さんが寒さを感じにくい)ことが期待されています!

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今は昔・・・

 2月に入り、いよいよ受験シーズン到来です。
 病院で受験と言えば、就職試験、国家試験、医療機能評価・・・あたりがあげられるでしょうが、中でも来週に迫った国家試験は、私たちにとっても気になる試験。就職試験「内定」を受け取った学生さんたちが、国家試験の合格をもって「本採用(決定)」となるからです。

 今日は、中学受験から大学院、はたまた船舶免許など数々の試験を経験してきた人生の先輩として、受験生の皆さんに一言

『前日は教科書や参考書を出来るだけ開かず、ゆったりと一日を過ごし、十分な睡眠をとりましょう』

  直前になって勉強しても、新しい知識は入りません。そしてその時に“わからない”ことが発覚したときの焦り方と言ったら!! 焦るだけでちっとも頭に残ら ないものです。それよりも、今まで勉強した自分を信じて、軽い運動やショッピングなど、受験勉強で凝り固まった体をほぐしてください。夜はきちんと食事を して、十分睡眠をとりましょう!試験中に居眠りをして、慌てて起きて書き始めたらマークシートの枠が一列ずれていたっ!なんてことが起きないように・・・ (実話です!!)

 今年はバレンタインデーが人生の“決戦日”。心を落ち着けてTry your best!
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診療のかたわらで・・・


  この冬は暖冬という予想がだされていたにも関わらず、観測史上まれにみる大寒波到来!と、連日お天気の話がニュースになっています。着るモノだけでなく、履くものにも注意が必要ですね。

 さて、当院の新築計画はすでに耳にされている方も多いと思うのですが、とはいっても、今日明日に建つものではないので、今行われている診療に必要な改修工事は先に取り掛からなければなりません。今回は、カテーテル検査用の検査室を拡張する為、救急外来や放射線検査室の周辺で工事が始まりました。

 しかし診療をお休みして工事をするわけにはいきません。工事の始まった初日は、壁を壊したりタイルに穴をあけたり天井版を外したりなどの大きな音がたっているその隣の部屋で、救急車を受け入れ、救急外来の診察が行われていました。
 
 話し声が大声にならずにすむよう、なるべく音を立ててしまう作業は患者さんの少ない時にと調整しながら行っていますが、来院される皆さまにはご迷惑をおかけするかと思います。しばらくの間-約2週間-ご協力お願いします。

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2016年 1月

ナーシングセミナー 準備進行中!

 すでにチラシをご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。当院では、病院見学会を年に2回行っており、来月13日にも今年度の2回目を開催予定です。折角病院に来ていただけるので、病院スタッフからの細やかな“歓迎”の意をこめて、ちょこっとセミナーも企画しています。

 今回は内分泌疾患の代表格、糖尿病を患った患者様の事例をもとに院内スタッフが解説を行います。医師を始め、栄養士、薬剤師、看護師が集まって、“楽しい”研修を企画中です(^^)

 これから実習に向かう人、看護各論を学ぼうとしている人、そろそろ国家試験を意識し始めた人など、皆様の状況もさまざまかと思いますが、予習に復習に、活用していただければと思います!セミナー後には先輩看護師を交えた懇親会も企画しています。お友達とお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

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積雪!そのとき病院は・・・!

 皆さま、おはようございます!

 世間ではセンター試験の週末でした。ほっとした方も多かったのかなと思いますが、なんとそれを待っていたかのように深夜には雪に変わっていましたね。少なくとも、ここ横浜は数センチ積もっていました!今年、初積雪です(^^;

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 写真は朝6時半の様子。空から降ってくるのは雨になっていますが、すでに朝食を作る栄養士さんや調理員さん、早出勤務の方々が出勤した足跡があります。

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 多分、出勤者が増えると、タイヤ痕や足跡で雪も流れていくのでしょう。でも通院者には「すべりやすい道」。特に当院は、山の上に立ち、玄関まではなだらかな坂道。これから施設課や事務の方々が雪かきを始めると思いますが、通院される方はどうかお気をつけて。出勤・通学される方も無事に到着されますように。
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ペーパー・レスの時代、ここまで!

 すでに病院の中で次年度の検討や準備が始まっておりますが、新しいことをいれるために、古いことを捨てる、という作業も必要ですね。世に言われる『断・捨・離』の精神です。元々はヨガの行法からくる言葉だそうですね。病院も企業などと同じく“みんなのお金”を使って購入したものですから、個人の私物のようにポイポイ捨てることはできません。しかしながら、やはりスペースが決まっている場所には変わりありませんので、時には『断・捨・離』を実行しなければなりません。

 ということで、看護系の図書を整理しました(捨てるものと活用をしていくものを分ける作業)。ここで新たな発見!毎年全国6か所で開かれる日本看護協会の学会については、それぞれの学会ごとに論文集が発表されます。これらは看護研究の際の先行文献として、また日々の実践の参考資料として、病院でも購入していました。しかし、2010年以降の購入がストップしていることに気付き、新たに購入をしようとしたところ・・・「すでにEJ(Electric Journal)化されていますので、インターネットの環境があればどこでも、会員であればどなたでも、閲覧できます」とのこと。見渡せば、看護協会出版のマニュアルについてもすでにDL(ダウンロード)できるようになっていました・・・。私の頭が古い?(^^;

 それでも、2010年以前の書籍は電子化されないことや、皆で同時に閲覧する場合には印刷されたものがよいことなど、完全なペーパー・レスにはなりませんが、ITは別世界のことではないですね。医療におけるITは電子カルテだけではありません。そんなことに気付いた2016年始まりです。
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古めかしい背表紙のシール、こういう姿も減りますね

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日本看護協会の各マニュアルを印刷しています

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新年おめでとうございます


 皆さま、明けましておめでとうございます。暦の上ではお正月ですが、仕事が始まるとこの挨拶がお正月の終わりを告げている気がします。

 病院は、入院病棟はもちろん通常通りですが、救急外来が開いていましたので、それなりに忙しい年末年始でした。それでも今年は暖冬のせいか、インフルエンザ罹患の患者さんは少なかったようです。大きな事故もなく過ごせたことは感謝ですね。

 今日から当院に就職する職員(医師、看護師、検査技師)も10名おり、朝礼で辞令交付式が行われました。午後からは院長・総看護部長・事務長が各職場に新年の挨拶に回る予定です。気持ちを切り替えて、新たな気持ちで業務に臨んでいきたいと思います。今年もよろしくお付き合いくださいませ。

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